【新人セラピスト向け②】歩行観察の3つのポイントとは?:脳卒中の方への歩行の介入を考える
臨床見学は、評価・介入の予行演習です!! 歩行観察を先輩の臨床見学のうちに慣れていきましょう!!! 独り立ちしたら、その時から隣に先輩はいません。 誰もリアルタイムでヒントやアドバイスはくれません。 また業務後先輩に担当患者さんの相談する際にも、観察が曖昧だとうまく伝えられませんよ。曖昧なまま、曖昧な表現で先輩に相談しても、ちゃんと伝わりません。そうすれば先輩もあなたに適切なアドバイスができなくなってしまいます。 新しくセラピストになった皆さんは、さすがに最初の土日はお休みですかね?早速土日も出勤の方もいるのでしょうか?来週あたりから先輩の臨床見学についている時期でしょうか? 少なからず先輩の臨床見学はあるかと思いますが、 見学=ただ見ているだけ、ではもったいないですよ!!! 先輩が「じゃあ今からこの方の介入してね」と言ったら「分かりました!!」と言えるくらいのつもりで、その方の姿勢や動作からどこが問題か?自分だったら何をするか?先輩はどこを問題にして、どのように介入しているのか?を考えることが大事ですよ! まずは評価ですね! では今回も歩行における評価のポイントについて書いていきます。 前回の記事をお読みになっていない方は、まず前回の記事をお読みください! https://fjbridge.xyz/archives/1914 歩行観察の3つのポイント 歩行観察…といってもどこを見るんだろう?股関節・膝関節・足関節・骨盤・体幹・上肢…そんなに一度に見れないし…という方もいることでしょう。僕も悩みました。 もちろん細かく見ていくことも大事ですが、実際の臨床場面では歩行の評価にそんなに時間をかけられません。私たちの臨床では評価+介入で時間を使うことになります。いかに評価の時間を減らせるか?そうすることで介入時間をより多く作り出すことができます。 ただ…評価を雑にして、質を落として…というのも本末転倒です。問題の抽出が曖昧で大雑把なものになれば、介入も大雑把なものになります。介入効果も上手くいく/いかないの波が出やすくなりますね。 短い時間で問題点の抽出のために効率的な評価ができる、というのが理想的ですね。 (実際、世の中そんなに甘くありませんが…)
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