多機能を必要とする入浴動作から考えるADLアプローチ
~本当の浴槽を使って学ぶ~
開催日時:令和元年11月24日(日)
13時30分~16時30分(13:15分受付開始)
会 場:明日都浜大津 小会議室
(滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号)
※駐車場は会場のものをご利用いただけます。
近年、国の方針により入院期間は短縮の方向性となり、一日でも長く在宅で生活していただくということが進められております。
このような状況では今まで病院で練習出来ていたことも在宅に戻ってから継続的に練習していかないといけないという状況も増えてきております。その中でも病院から退院する時に問題点として多く取り上げられる項目として、入浴・排泄・更衣・食事といった事柄が考えられます。前述の項目に関しては、在宅生活を送るにあたり必要不可欠なものであり、今後セラピストが関わる機会もさらに増加することが予測されております。また在宅で介護をされるご家族様の視点からもADLに対する介護は負担が大きく、これらの改善はご本人様からのご要望だけでなく、ご家族様もセラピストに求められることが多くあります。
本セミナーでは、上記ADL項目の中で様々な動作の組み合わせにより、動作が構成されている『入浴動作』に着目し、研修を開催させていただきます。入浴動作は言葉としては一つの表現になりますが、一連の動作を考えると移動動作や更衣動作、しゃがみ込み、立ち上がりなどとても多くの動作にアプローチする必要があり、現場でも悩んでいるセラピストが多いのではないでしょうか。
今回、研修講師としましては、医療機関から在宅現場まで様々な場面でのリハビリテーションに取り組んでこられ、現在も在宅リハビリテーションを提供する傍ら地域作り、多職種連携にご尽力され、とても豊富なご経験を有する小室雅紀先生にお越しいただきます。また研修当日は講師の方のご配慮により、実際の浴槽を研修会場にお持ちいただき、実技を通して学ぶ形となりました。このように実際の浴槽を目の前にして学べる研修は他にはありませんので、是非ご参加いただきたいと思います。
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