2020.02.05 06:57姿勢・動作分析って何を見るの?セラピストであれば「左右対称な姿勢=良い姿勢」ではないととらえているかと思います。健常者でも非対称な方が多くいる中何を見ていくことが大事でしょうか。姿勢・動作分析って何を見るの?「左右対称な姿勢=良い姿勢」はホント? 姿勢分析や動作分析…PTなら少なからず学生時代にケースレポートでやったことがあるはずです。 でも姿勢・動作分析の方法ってちゃんと教えてもらった記憶がない。 実習前に先輩のレポートを見て、丸や四角、三角と線でこんな風に描くんだよ、くらいにしか教わってない。 んで実習中に必死に骨のランドマークを基準に絵に書いて、 右肩挙上・脊柱右凸側屈・骨盤右下制…と字で表現する。 今、その見た目の姿勢がどうあるか? を捉えることが目的で、そこに非対称性があれば異常。くらいに思ってました。 でも実際に健常者の座位や立位姿勢を見ていているも思うんです。 健常者も左右対称な人、いなくない? って。そう、見れば見るほどホントにいない。もうなんだったら教科書の中くらいにしかいません。 でも、そこは頭の固い学生・新人時代の私。 姿勢は左右対称が良い という本来健常者にすらないものを目指すわけです。 若気の至りでその頃やるアプローチはと言えば 「非対称な姿勢を左右対称な見た目に近づけること(セラピストの強制的な修正にて)」 という今思えば、はっきり言って無意味なことをしていました。わかげのいたりがいたれりつくせりです。 そりゃーその場限りで戻るわけです。手を離した瞬間に戻ります。 その頃には無理矢理姿勢を修正している時の患者さんの嫌そうな表情の変化とか、その修正する力に抵抗してなんとかその非対称な姿勢を保とうとする力なんて気にしてもいませんでした。さらに負けじとこちらが力を入れて、それこそ強制的に対称に近づけます。 だって、左右対称が良いに決まってんじゃん。左右対称じゃない自転車とか車とか真っ直ぐ進まないじゃん。だから真っ直ぐのが良いでしょ、と。ええそうです。わかげです。他の可能性なんて考えもしません。 なのに手を離すと、すぐに非対称な姿勢に戻ってしまう… これは運動学習をしていないんだな、と(新人のため今以上に運動学習の知識もイメージも曖昧)。 そこで次なる手段です。 Bridge - 知識と臨床、セラピストの想いと結果をつなぐ -SHIP(Shiga HomeCare Imperial)SHIP(Shiga Homecare ImPerial)は『リハビリテーションを上質なものに』というコンセプトを基に『結果』が残せるセラピストの育成を目標に掲げ、滋賀県を中心にセミナーを開催していきますフォロー2020.02.10 11:55屈方向への可動域拡大のための徒手操作②2020.01.31 02:11理学療法士の仕事:地域のデイサービス等での働き方とは0コメント1000 / 1000投稿
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