残存機能を最大限に発揮させる機能的ポジショニングとは

~クッション一つへのこだわり~

開催日時:令和2年1月25日(土)
    10時00分~16時00分(9:45分受付開始)
会  場:明日都浜大津 小会議室

     (滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号)

        ※駐車場は会場のものをご利用いただけます。

 現在、医療保険では在院日数の短縮、介護保険では一日でも長く在宅生活を送るということが厚労省を主導に進められております。また以前と比較しヒトの健康寿命や平均寿命も延長傾向にあり、セラピストがリハビリテーションで関わる対象者も様々な状態の方となってきており、今後は現場ニーズに合わせたリハビリテーションを提供するという観点から運動療法における技術の取得はもちろん必要ではありますが、運動療法以外の知識や技術の習得も求められております。

 では運動療法以外の知識と技術とはどのようなものが必要になってくるのか。

 現在の現場状況や今後の国の方向性から予測すると重症者に対するリハビリテーションの提供が考えられる。その中でも対象者に対しての直接的アプローチと他職種を巻き込んだ間接的アプローチである『ポジショニング』は必須となってくる。

 皆様はポジショニングと聞いた時にどのような目的がすぐに思い浮かぶだろうか。

おそらく除圧や安楽肢位ということではないでしょうか。これらは正解である。

しかし『ポジショニング』に関しては、上記以外の目的が存在することはご存じでしょうか。

それは『ポジショニング』を実施することにより、『残存機能が発揮しやすい身体状態にする』ということです。例えば『ポジショニング』におけるクッションの位置と筋出力の関係やアライメントと福祉用具の関係性などを知っているでしょうか。

 そこで今回は病院や地域、施設など様々な現場経験を持ち、近年では数多くの外部講師を務め、大変ご活躍されている理学療法士の波野先生をお招きし、実技を中心に行い実際に受講生の方々にも機能的ポジショニングを体験していただきます。当日の研修内容は解剖学や運動学を基に考えるポジショニングになりますので、一年目の方からご参加可能です。

滋賀県では初めての研修開催になりますので、是非この機会にご参加ください。


講  師:波野 優貴 先生

(SOMPOケア株式会社 地域包括ケア推進部 生活リハビリ推進グループ 理学療法士)

受講費:8000円(消費税込)
持ち物:動きやすい服装、ヨガマットまたはバスタオル、バインダー
応募方法:下記リンクからの応募となります。

SHIP(Shiga HomeCare Imperial)

SHIP(Shiga Homecare ImPerial)は『リハビリテーションを上質なものに』というコンセプトを基に『結果』が残せるセラピストの育成を目標に掲げ、滋賀県を中心にセミナーを開催していきます

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