2019.08.30 10:53意識と無意識とリハビリテーションアプローチには様々な方法を用いると思いますが、意識下と無意識下とで求めるものも様々です。リハビリテーション専門家として意識してもらうことの重要性は理解しておくべきです。意識と無意識とリハビリテーション運動は意識させるか、無意識に行うべきか…議論の的ですね もちろん両方必要ですが、リハビリテーション専門家には、患者さんに意識させることが重要と考えております☆ それはなぜか 少し、長い文章になりそうです(意識とは何だろうを参考にしてます) もともと、人は不適応な事柄に対し、自らを適応(馴れ)していく力を有していると思います 例えば、明るい部屋から、急に暗い部屋に入ったとき、最初は眼がついていかず、見えにくいですが、徐々にある程度見えやすくなったり また、痛みに対して、慣れていったり、職場の環境になれていったりと、 さまざまな場面で、人は環境に適応していこうとします もちろん、患者さんも同じです 急な自身の脳・身体の変化に対し、今まで培ってきた来歴(経験や記憶など)を使って 今までと同じように環境に適応することができない そんなとき、患者さんは感じるはずです 意識に上るはずです 自分の身体の変化を これは、つまり環境に対して、不適応な状態を示します 生物として、環境に適応できないことは、死を意味します しかし、人には優れた環境適応能力があるため、なんとか試行錯誤して、新たな身体図式、新たな内部モデルを創り、自己組織化していきます これが、脳の役割とも思っています 経験してない環境に対して、柔軟に対応・適応できる能力 これが意識と無意識とどう関係しているのか? その前に、現在の脳神経科学の研究手法から解いていきたいと思います 今までの神経科学の研究手法は、要素還元的で おおざっぱに言えば、脳機能のうち、末梢的なもの、受動的なものを削ぎ落としていけば いづれ、能動的なもの、主体、そして意識が残るはずだという考えで、脳の解明を行ってきました しかし、この従来の研究手法では、能動的なもの、意識(主観)は解明できない理由があります (だからこそ、脳科学の行き詰まり感を言う専門家もいる) なぜなら、脳を調べる際に、必ず研究者側からの刺激をして、機能を調べているからです これでは、かならず脳の受動的な部分しか調べられなのです Bridge - 知識と臨床、セラピストの想いと結果をつなぐ -SHIP(Shiga HomeCare Imperial)SHIP(Shiga Homecare ImPerial)は『リハビリテーションを上質なものに』というコンセプトを基に『結果』が残せるセラピストの育成を目標に掲げ、滋賀県を中心にセミナーを開催していきますフォロー2019.09.03 09:35足部の診かたシリーズ その1 足を診ていますか?2019.08.30 10:38自助具の作成や導入にあたって配慮すべき点0コメント1000 / 1000投稿
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