現場で必ず必要となるフィジカルアセスメントと現場対応
開催日時:令和元年9月14日(土) 10時~16時
(9時45分受付開始)
(一旦16時で終了いたしますが、その後個別対応の質問時間とさせていただきます)
会 場:明日都浜大津 小会議室
(滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号)
※駐車場は会場のものをご利用いただけます。
内 容:〜呼吸・循環の評価〜
【受講ポイント】
※実症例提示によるバイタルの数値理解とリスク予測
※講義1割、実技9割
セラピストが現場で対象者に対して治療をする時には、原則、医師の指示に基づきリハビリテーションを実施します。
しかし現在の現場では、高齢化に伴い一人の対象者に対して複数の主治医が担当していることが多くみられます。このような状況下で現場レベルでどのような問題が起こるのか。
それは指示をいただいている医師以外からの診断名が情報として届かないことがあります。
このような状況下でリハビリテーションを進めていくと知らない間にリスクを背負ってしまっていることもあります。何か問題が生じた後にそのことは知りませんでしたと言って解決出来ることだけだと良いのですが、現在の医療や介護現場の状況を踏まえますと皆様もご存じと思いますが、裁判となるケースも確認されております。
そのため、近年、セラピストにも医師や看護師と同様にフィジカルアセスメントの能力が必要とされております。
セラピストに関しては、フィジカルアセスメントと言うと関節可動域や筋力等の評価項目が一番に思い浮かんだと思いますが、フィジカルアセスメントとは問診・視診・触診・打診・聴診の全てを示す言葉になります。
では今後さらなる高齢化が予測されている中で現場レベルで必要とされるフィジカルアセスメントとは何かと言いますと、目の前の対象者に対して運動療法を実施して良いのかという判断基準になる全身状態の把握であり、バイタルサインの管理になります。ただ数値を取るだけでは何も意味を持ちません。
適切なフィジカルアセスメントを実施することで、結果として対象者の急性増悪の兆候の把握や予防、医師や看護師との連携を円滑にすることに繋がります。
本セミナーでは、小池隆二先生より、具体的な症例を提示していただき、適切なフィジカルアセスメントの抽出や具体的なフィジカルアセスメントの実技についてご解説を頂きます。
バイタルサイン・呼吸・循環に関する基本的な知識と臨床現場での具体的な評価を学ぶことができます。
内容詳細
1) フィジカルアセスメントの意義
2) 症例から学ぶフィジカルアセスメント
3) バイタルサイン・呼吸・循環のポイントと実技
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